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ラクにいきたい

就職活動と夏の思い出

蝉の鳴き声が聞こえる時期になりましたね。

連日蒸し暑く、スーツを着ている人を見かけると大変そうだなぁと思いつつ、

ふと、私の新卒就活のことを思い出したのでその時のことを綴ってみます。


もし、この記事を読んだあなたが内定を貰っていなくて焦っているのなら

とりあえず立ち止まってください。


かく言う私、初内定を頂いたのが秋ですから。

真夏の暑さとボロボロなメンタルを案じた両親が、夏用のスーツをイオンで購入してくれたのですが

それはそれで申し訳なくて泣いた覚えがあります。


就職活動が始まった頃、とにかくたくさんエントリーしました。

数打ちゃ当たる戦法です。

物の見事に全滅でした。


説明会に参加しようとしても、どこも満席(隣にいた同期の男の子の画面上だと予約できるのに)

面接受けてもお祈りメールすらなくてヤキモキ


もう地獄でした。


ふと周りを見れば内定を貰ってない人はほぼいないし、むしろ私だけ。

焦る。

エントリーしまくる、また落ちる。

まさにエンドレスエイト


あまりに酷かったので、心身共に疲弊し、少し就職活動をお休みしました。


今までの敗因についてゆっくり考えることにしたのです。


当時から(今もですが)何をしたいか、どうなりたいのか、という核がなかった

何でもやります精神(大事ですけど)で主体性がない

自分のことをわかっていない


などなど

よくよく考えるとそりゃ面接にも落ちるなぁと今でも思います。


正直、お金さえ稼げればよいという考えなのですが、

お金さえ稼げればよい、けれどなぜその企業で働きたいのか。

ここを考えていなかった。


そこからは就職活動の悩みや面接対策をするような新卒向けのサービスやワークショップに行ってみて、自分を見つめ直しつつ、今までの面接で聞かれたことリストを作り、自分の言葉で回答文を作る。

そんな作業をしていたところ、ようやく最終面接とやらに行けるようになり、めでたく秋に内定を頂きました。


暑い夏。

体調も崩しがちな上に、社会からお断りされ、虚しさと絶望感でメンタルもやられている中、周りの内定を聞き、自己嫌悪。


少し就職活動を休んで、心身が少し元気になるよう、整えつつ

戦略を切り替えるのも手かも知れません。


使えるものは親でも使え。

そんな言葉もあります。

御両親に仕事のことを聞いてみるのも良いと思います。

なんせ、人生の先輩かつ社会人の先輩ですから。

(就職活動のやり方より、仕事内容とか取り組み方とか、やり甲斐とかあくまで仕事について聞きましょう)


就職活動が上手くいかなかったってあなたがダメなわけでない。

ご縁がなかっただけ。

日本の制度が悪いけれど、新卒を逃すと終わり、みたいな仕組みになってますが、

仕事なんて、いくらでもあります。


就職活動が失敗したって、人生が失敗ではない。

自分にとっての人生の成功が就職することですか?


ラクにいきましょう。

熱中症には気をつけて、少しの休憩を。

よいご縁がありますように。